皆さんは「音楽」は好きですか。
昔から私は、音楽は聴くのも演奏するのも大好きです。
音楽は文字通り「音を楽しむ」と書くぐらいですので、
その良さは本当にたくさんありますよね。
音楽の原理原則
そんな音楽好きな自分が感じる「音楽について」ですが、
音楽は大別すると「①音程(=ピッチ)」「②リズム」「③グルーブ」で
成り立っていると言えます。
(「③グルーブ」は「集団における演奏」の話になるので割愛します)
例えば「この①+②が正確」であれば、以下になります。
1.歌に関して⇒「歌が上手い人」
2.楽器演奏に関して⇒「演奏が上手な人」
しかしこの2つだけ極めても、何故か人をあまり感動させられません。
「テクニックを極めた歌唱や演奏を聴いても、どこか物足りなく感じる」のは何故でしょうか。
実は音楽には「大事な第4の要素」があります。
、、、それは「④感情表現」です。
人には楽譜では表せない「情感を感じとれる能力」があります。
そして音楽には「歌い手、作詞作曲者、演奏者の想い」が必ず込められて
います。
皆さんも過去に音楽を聴いてる際に、
以下の様な気持ちになったご経験がないでしょうか。
・「心がじーんとする」
・「何故か泣ける」
・「癒される」
、、、その瞬間は聞き手が
「演奏者する側の世界観や想いを感じ取っている時」
だと言えます。
つまり、
「演奏する側と聞く側のイメージがどこかで共有された時、人は感動する」
んです。
ただし「音楽は感情表現がすべてである」という訳ではないんです。
感情表現がなくても、BGMとして成立している素晴らしい楽曲は世の中にたくさんありますし、
単純にただリズムが心地よくて素晴らしいと感じる音楽もあります。
よって、音楽の良さは「すべて〇×のようにして結論づけるの」は難しく、
最終的には「人それぞれの好みの話になる」と言えます。
ただ自身の経験則では、以下のように感じています。
1.「上手いと思って貰える歌唱を目指す」だけならば、
「①音程(=ピッチ)」「②リズム」で充分。
2.「凄いと思って貰える歌唱を目指す」ならば、
上記①②に加えて「④感情表現」も必要不可欠。
、、つまりそこには
「感情表現がある音楽の方が、よりたくさんの人を感動させ易い」という
確かな事実があるからです。
まとめ
他にも音楽には、以下のような良い点が多様にあります。
・「短時間で、聞き手に喜怒哀楽を全て込めて伝えられる点」
・「世界観や想いをお互いに共有できる点」
・「聞き手のそれぞれの経験を重ねて、思いを馳せながら聴ける点」
・「何度でも聴いて、楽しむことができる点」
そして音楽は、日常の様々な場面で使われています。
例えば「落ち込んでいる時」「失敗した時」「失恋した」時に聴くと、
寄り添って癒してくれます。
また「テンションをあげたい」「気持ちを奮い立たせたい」時に聴くと、
勇気を与えて励ましてくれます。
私はこれまで素晴らしい音楽にたくさん出会えて良かったと思っています。
また、国境すら飛び越えて、世界中の色んな人たちに影響を与えられる
素晴らしいパフォーマンスを観せて頂けるアーティストの方々にも、
いつも深い「感謝とリスペクトの気持ち」を忘れずに持っています。
、、、そして自分だけで楽しむのではなく、
「今後も音楽が皆さんの元にも届く機会があり続けること」
「今後も音楽が皆さんそれぞれの人生の助けとなること]
を心から願っています。