世の中は「本音と建て前」という言葉が示す通り、
「嘘と真」が常に混在し入り組んだ人間社会になっています。
そんな中、今回は「男女の永遠のテーマ」と言っても過言でない、
「男と女の嘘ホント違い」について触れさせて頂きます。
言葉の定義
まずは言葉の定義から確認します。
「嘘」・・・事実でないこと。人を欺くための事実と異なる言葉。
「真」・・・本当、まこと、真実。嘘や偽りがないこと。
、、とまぁ、これは誰でも知ってる内容ですね。
これだけだと、只のシンプルな対比言葉だと感じるのですが、
実は見過ごせない要注意点があります。
それは、
「嘘」や「真」には、言葉を用いる側の想いが必ず込められている
とう点です。
2種類の嘘
よく言われるのは「嘘」には2種類あります。
1.「相手のためを思ってつく嘘」
2.「自分を守るためにつく嘘」
1.「相手のためを思って」とは:
例)
・「これを伝えたら傷つくんじゃないか」
・「やる気を奪ってしまうんじゃないか」
・「心配をかけてしまうんじゃないか」
等の「相手を気遣う心理」から発生します。
2.「自分を守るために」とは:
例)
・「これを伝えたら怒られるんじゃないか」
・「責められるんじゃないか」
・「自分の立場が悪くなるんじゃないか」
等の「自己保身的な心理」からですね。
いずれにしても、そこには「使用者の想い」が必ず込められています。
そして言葉を用いる側は、以下どちらでも自由です。
1.「自分の都合や心情で話す」
2.「相手の都合や心情も考慮して話す」
ただし、「自分の都合や心情だけで話す人」は、
「相手側の信用や信頼も失ってしまいます」ので、
そこだけは気を付けるべき点です。
考察
では、ここから「男女の違い」に話を戻しますね。
男性であれ女性であれ、
「相手のためか」or「自分のためか」のような違いに関しては、
「言葉の使用者それぞれの性格」に因ります。
しかし、「嘘かホントかどうか」に関しては、
その他の明確な違いが発生します。
例えば、とあるカップルがそれぞれ浮気をした時の、
代表的な男女の心理の違いを纏めて見ました。
男性心理・・・
「バレたらどうしよう」「自分が悪い。。」=「どこか後ろめたい」
女性心理・・・
「バレる筈がない」「だってあなたが悪いんだから」=「開き直っている」
男性側は「罪の意識がある」ので、内心はビクビクしています。
一方女性側は「罪の意識がない」ので、普段通り振舞うことが出来ます。
まとめ
よく「男の嘘はバレ易いが、女の嘘はバレない」と言われますが、
本当にその通りだと思います。
元々女性側は「嘘を真実と思い込む」ことが出来る能力があり、
かつ罪悪感がないので、違和感ない言動が取れます。
一方男性側は「嘘は嘘だと自覚」しており、罪悪感があるため、
言動の違和感がどうしても出てしまいます。
前述の冒頭でも申し上げましたが、
「嘘」や「真」には、言葉を用いる側の想いが込められています。
即ち、男女間で会話をする際は、
表面上の言葉尻だけで判断するのではなく、
「日頃の相手の性格や言動を理解し、相手の心中や真意を汲み取る努力を怠たらないこと」
これが非常に重要です。
これが上手く出来ないと、
相手の都合の良いように言い逃れされてしまったり、
つまらぬ誤解やすれ違い等の争いも増えると思います。
※この話はあくまで「男女間にはそういう傾向がある」という
統計学的な視点で話しているため、何卒ご了承ください。
そして最後に、
「人と人との円滑なコミュニケーションこそが、
日常の誤解や争いを無くし、社会をより良くする
最も身近で簡単な方法である」
と信じているため、ぜひ今後のご参考になれば幸いです。