皆さんは、現代社会の悩める問題である「うつ病」は
ご経験ありますでしょうか。
なんと、うつ病患者は2023年時点で「世界で推計2億8,000万人」に
達しており、我が国日本はというと、約506万人(人口比率4%)だ
そうです。
また厚生労働省のHPでは、以下の通り掲載されておりましたので
内容を一部紹介します。
[うつ病を疑うサイン-自分が気づく変化 ]
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悲しい、憂うつな気分、沈んだ気分
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何事にも興味がわかず、楽しくない
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疲れやすく、元気がない(だるい)
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気力、意欲、集中力の低下を自覚する(おっくう)
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寝つきが悪くて、朝早く目がさめる
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食欲がなくなる
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人に会いたくなくなる
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夕方より朝方の方が気分、体調が悪い
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心配事が頭から離れず、考えが堂々めぐりする
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失敗や悲しみ、失望から立ち直れない
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自分を責め、自分は価値がないと感じる など
うつ病になりやすい性格とは・・・
几帳面で真面目、責任感が強い人がうつ病になりやすいと言われていますが、これは大部分の日本人に共通した特徴です。これらが人並み以上に強い場合や考え方に柔軟性が乏しい人、開き直りや決断ができない人はストレスを受け止めやすく、結果としてうつ病になりやすいと言えます。
うつ病のきっかけ・・・
様々な生活体験がうつ病のきっかけになります。ストレスになりやすいこれらの体験と個人の性格や行動様式が相互に関係して、一部の人がうつ病になります。うつ病が悪化すると自殺の危険もでてきます。
うつ病にならないために
○ 毎日の小さな苛立ち事に対して
ストレス解消法(スポーツ、趣味、レジャーなど)が有効です。
○ 少し深刻な問題に対しては、次のようなストレス対処法が有効です。
・ 問題を整理して、解決のための選択肢を考えてみましょう。
・ 自分の手に余る問題については、誰かに相談しましょう。
・ 事故や失敗など起きてしまったことに対しては、誰かに話して
気持ちを整理して、これからのことを考えましょう。
・ できるだけ前向きに考えましょう。
○ 健康は何をするのにも基本になります。病気しそうになったら休養を
とり、専門家(医師など)に相談してください。
、、、かくいう私もうつ病になったことがありますし、その時は
上記「うつ病を疑うサイン」は、ほぼ全て当てはまっていました。
自身の経験では、
・「孤独な時間が多い時」
・「解決できない悩みが多い時」
・「誰にも相談できない時」
になりがちです。
そんな時支えとなるのは、
親しい友人や家族の存在だと思いますが、
もし1人だけで話せる状況にない時は、
・「好きな音楽を聴く」
・「くだらない話で笑う」
・「とにかく寝る」
・「部屋を片づける」
等も有効だと感じました。
人生を良くするも悪くするも「己の捉え方次第」です。
周りに理解されなくても、「心が豊か」にさえなれば人生は充実します。
皆様も日々色んな問題に直面しながら、
悩める時間をお過ごしだとは思いますが、
どうかマイナス思考になった時ほど、
「些細な幸せは身近にこそある」ことを忘れずに。
「明日は必ず良くなる」と信じて。