「皆さんはお金を稼ぎたいですか?」と聞かれれば、
当然ほとんどの方が、満場一致で「はい!」ですよね(笑)
「皆さんはお金を儲けたいですか?」と聞かれたら、
こちらも同じように「はい!」と答える方がほとんどだと思います。
、、、では「お金を稼ぐのと儲けるのでは、どちらが良いですか?」
と聞かれた場合、即答できる方はどれくらいでしょうか?
「え、そんなのどちらも一緒じゃないの?」等と思われる方も
いらっしゃると思いますが、実は両者には明確な違いがあります。
稼ぐと儲けるの違い
稼ぐとは:
「一生懸命に働くor 労働やサービス提供後の対価として、お金を得ること」
例)
1.会社に就職し、毎月給料を貰う。
2.自営業でカフェを経営する。
3.noteで記事を書いて収益を貰う。
※「長期的かつ安定的な収入」を指すことが多い
儲けるとは:
「金銭上の利益を得る or 思いがけない得をすること」
例)
1.株式投資や不動産投資等の売買で利益を得る
2.宝くじを買って当選する
3.購入したバッグをオークションに出して売る
※「短期的かつ突発的な利益」を指すことが多い
考察
それでは上記を踏まえた上で、改めてもう一度尋ねますね。
「お金を稼ぐのと儲けるのでは、どちらが良いですか?」
、、恐らくですが、今度は「儲ける方がいい!」と答える方が多くなるのではないでしょうか。
なぜなら、両者の大きな違いは以下だからです。
稼ぐ:「労働が発生する」=「時間が犠牲になる」
儲ける:「労働が発生しない」=「時間が犠牲にならない」
誰だって「楽してお金が入るならその方がいい」と思われることでしょう。
しかし、私は「稼ぐ方がはるかに良いのでは?」と思ってます。
なぜなら、労働があった方が、
以下のような「メリットが圧倒的にある」からです。
1.技術や知識を学べる機会が増える
2.スキルアップ向上に繋がる
3.対人関係のコミュニケーション能力が身につく
4.問題解決能力があがる
、、、つまり、同じお金を得るにしても、
「プラスアルファの経験が増えれば増えるほど良い」と言えます。
また、お金は時期によって増えたり減ったりしますが、
「苦労して身に付けた技術や知識はずっと無くならないもの」なので、
「積み上げた経験は、その人だけの生涯オンリーワンの財産」になります。
、、、この話は、勿論全ての方に共通するわけではなく、
例えば以下のような方々には、一概には当てはまらないかも知れません。
・「会社経営者の方」
・「短期的な収入がどうしても必要な方」
・「大きな責任を背負っている方」
・「立場がある方」
ただ、どんな方々にも共通で言えるとしたら、
「目先の金額の大小や利益だけに捉われてしまうと、
将来的に重要な付加価値まで、見落としてしまう恐れがある」
点です。
まとめ
長き人生を上手に渡っていくには、
「ただお金を稼ぎたいor儲けたい」という思考ではなく、
「将来を見据えた労働対価以上の経験を、如何に効率よく積んでいけるか」
が、最も必要なことの1つではないでしょうか。
今後の「自己研鑽」や「自己投資」等、何かのご参考になれば幸いです。